Asagi55■アブラナでのアサギマダラの吸蜜(2)[稀な例。奄美大島3月。雌]
       /鹿児島県/笠利町/小さい旅149/パラレル法

 
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【3D昆虫図鑑 解説】
アブラナはアブラナ科アブラナ属の植物で、菜の花とも呼ぶ。春の代表的な花の一つだ。
 通常、アサギマダラがアブラナに吸蜜に来ることはない。
  しかし、稀にそのようなことが起きる。

アサギマダラの世界の第35番には喜界島での例を示した(→Asagi35参照)。
 05年3月29日のことで、雌の例だった。
  本例は奄美大島での06年3月24日の出来事で、やはり雌の例である。

この年は、奄美大島でのアサギマダラの発生が過去2年より1週間は早いと思われた。
 そんな中での3月24日の出来事であり、場所は笠利町の海岸に近い林である。
  過去にはシロノセンダングサが豊富に咲いていたが、この年は少なかった。

シロノセンダングサの開花の少なさと、アブラナでの吸蜜は関係があるかもしれない。
 というのはこの日と翌日は、同所で数頭がアブラナで吸蜜するのを見たからだ。
  アサギマダラの行動は、分かっているようでも、実は説明し切れない謎が多い。

    【上の写真はパラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「自然界では、
       よく眺めていると、
        過去の『常識』を外れたことが、
         いろいろと起きている。
          真相を知るには、
           常に固定観念を外して、
            柔軟な目でものを見る必要がある」

      ----小さい旅は心の旅、発見の旅----
       ---SRSは地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      【撮影・解説:栗田昌裕 060324撮影060417記】
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